
こんにちは!うさたです!
FX口座を開設するときにFX会社の説明の中で、アマウントというキーワードを目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アマウントは、取引単位のことなので、この言葉を知らなくてもトレードすることは可能です。
FX未経験者の方は、まだFX口座を開設していないと思いますので、アマウントに関するシミュレーションを通じて、FX会社選びの参考にしてもらえたらと思っています。
本記事では、アマウントに関する解説とシミュレーションの記事です。
それでは、早速アマウントについてご紹介いたします。
アマウントとは
アマウントとは、外国為替取引などを行う時の「取引量」や「取引単位(または金額)」のことをアマウントと言います。
アマウントは、2つに分けられる
外国為替取引は大きく2つに分けることができます。ひとつは銀行間で行われる外国為替取引、もうひとつは個人投資家がFX会社に口座を作って行う外国為替取引です。
後者の個人投資家がFX会社に口座を作って行う外国為替取引は、正しくは店頭外国為替証拠金取引と言います。
外国為替取引は上記2つに大別できるため、それぞれの取引単位は異なります。
ぼくたち個人投資家ができる店頭外国為替証拠金取引だと、最低取引単位が1,000通貨や1万通貨というように、FX会社によって最低取引単位が異なります。
アマウントに関するシミュレーション
FX口座をまだお持ちでない方のために、取引単位をイメージしやすくするシミュレーションしてみましょう。
シミュレーションは2つです。
取引単位が1,000通貨のトレード
1万通貨のトレード

シミュレーション共通の設定
このトレードではスワップポイントは発生していないものとします
アマウントに関するシミュレーション①【1,000通貨】
米ドル/円で1,000通貨で1ロットのポジションを持ったとします。
このポジションが20pips(20銭分)の為替差益で利益確定した場合、200円獲得できます。
エントリーのレートより10pips離れたところに損切りを設定していました。1,000通貨で1ロットのポジションが10pips離れた損切りになった場合は、100円の為替差損になります。
アマウントに関するシミュレーション②【1万通貨】
米ドル/円で1万通貨で1ロットのポジションを持ったとします。
このポジションが20pips(20銭分)の為替差益で利益確定した場合、2,000円獲得できます。
エントリーのレートより10pips離れたところに損切りを設定していました。1万通貨で1ロットのポジションが10pips離れた損切りになった場合は、1,000円の為替差損になります。
さいごに
FX未経験の方にとって『1万通貨でも10pipsで損切りにしたら損失は1,000円ぐらいなんだ』とか『投資は初めてだから上達するまでは1,000通貨で始める方が良さそう』など、いろんな発見につながっていると嬉しいです。
最低取引単位が、1,000通貨や1万通貨以外でも、FX会社によっては、最低取引単位が100通貨や1通貨のFX会社も出てきました。ひと昔前では考えられなかったようなサービスですね。
これからFX会社を選ぶなら、シミュレーションのように、あなたの資産に応じてFX会社のサービスを選ぶのも、上手に投資をする選択の方法のひとつだと思います。
今は、たくさんの選択肢からFX会社を選べる時代です。たくさん選択肢がありすぎて迷うこともあるでしょう。どのFX会社にすればよいか分からないときは、こちらの記事をご覧ください。