
こんにちは!うさたです!
『FXに興味があって調べてみたけど、よく分からない言葉が多くて困っています・・・』という方や、『FXブログに、「○○pips獲得!」ってよく書いてあるけど、そもそもpipsって何?』という方も、きっといらっしゃると思います。
大丈夫です!みんな知らなかったところからスタートしています!
今日は、FXで使われている用語のひとつである「pips」について、ご紹介いたします!
- pipsとは?!
- pipsがあるメリット
- pipsの見方
FX未経験の方は、デモトレードから!
pipsって何?
うさたくん、「PIPS」って何?
「pips」は、「ピップス」や「ピプス」と呼ばれているんだよ!
意味は、日本で言うところの「円」とか「銭」みたいなものなんだ!
pipsとは、FXでトレードを行われる際に使われる単位のことです!
読み方は、「ピップス」、「ピプス」の他に、「ピップ」や「ピピ」と呼んでいる方もいます。お好きな読み方で呼んでくださいね。
日本にお住いの方にとって馴染み深い通貨単位と言えば、「円」という方が多いでしょう。
「円」より小さい単位が「銭」になります。
pipsが通貨単位なのであれば『「円」や「銭」を通貨単位にして使えばもっと分かりやすいのでは?』と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?実際、ぼくはFX学びたての頃、そう思ってました。
その疑問を解消するためにも、次に、なぜ「円」や「銭」ではなく「pips」を使うのかについて解説していきます。
pipsを使う理由とは?
FXでpipsを使う理由はシンプルです。
FXでは、いろんな国の通貨を扱います。
pipsという統一された単位を使うことで、様々な通貨が混在しているFXの世界のややこしさをまとめてくれているような役割を果たしてくれています。
先に、簡単な例を使って、pipsがあるメリットをご紹介いたします。
その後、pipsの見方をご紹介してきますね!
【例】ドル円の場合
まずは、通貨ペアがドル円の場合です。
最初に、「円」や「銭」でも比較的わかりやすい通貨ペアの例からご紹介いたします。
①100.000円→100.001円=0.1銭上昇=0.1pips上昇
②100.000円→100.010円=1銭上昇=1pip上昇
③100.000円→100.100円=10銭上昇=10pips上昇
④100.000円→101.000円=1円上昇=100pips上昇
上の例でいうと②番のところをご覧ください。
1銭上がると1pip上昇していますよね。小数点第2位のところが、1pipsの単位に当たります。
1円上がると100pips上昇になります。
この関係は、まだイメージしやすいかと思います。
円が絡んでいる通貨ペア(=クロス円)は、ドル円以外にもユーロ円やポンド円などがありますが、同じ見方で大丈夫です。
円絡みの通貨ペアは「円」や「銭」でも分かりやすいですが、円が含まれていない通貨ペアを「円」や「銭」に置き換えようとすると、途端にややこしくなります。
FXで投資をしておられる方は世界中にいらっしゃいます。
どこの国の方でも、統一された「pips」という単位を使うことで、そのややこしさをまとめてくれる役割を果たしてくれるのです!
そのメリットをより視覚的にわかりやすくお伝えするためにも、次は、pipsの見方についてお伝えしていきます!
通貨ペアに関する記事をご覧になりたい方はこちら!
簡単!pipsの見方
pipsの見方はとっても簡単です!
さっそく、pipsの見方をご紹介いたします!
pipsの見方
pipsの見方のコツは「1pipsに当たる位置」が小数点以下のどの位置にあるかを知っておけばいいだけです!
だからと言って、一つひとつの通貨ペアごとにすべて異なるわけではありません。
「円絡みの通貨ペア(クロス円)」と「円が絡んでいない通貨ペア」それぞれが「小数点以下の第何位が1pipsに当たるのか」
を知っておくだけでpipsの見方は分かります!
「円絡みの通貨ペア」(クロス円)の場合
ドル円やユーロ円など「円」が含まれている通貨ペアは『小数点第2位が1pipsの単位』になります!
下のイラストは、DMM.com証券のレート画面です!
イラストには、ドル円を含めた計6つの「円を含んだ通貨ペア」を載せています。
これら「円を含んだ通貨ペア」は、すべて『小数点第2位が1pipsの単位』です。
よって、100pipsレートが変わる=1円レートが変わるということになります。
「円が絡んでいない通貨ペア」の場合
ユーロドルやポンドドルなど「円」が含まれていない通貨ペアは『小数点第4位が1pipsの単位』になります!
下のイラストは、GMOクリック証券【FXネオ】のレート画面です!
こちらのイラストにも、ユーロドルを含めた計6つの「円を含まない通貨ペア」を載せています。
これら「円を含まない通貨ペア」は、すべて『小数点第4位が1pipsの単位』です。
よって、100pipsレートが変わる=小数点第2位のレートが変わるということになります。
このように「pips」という単位を使うことで、たくさんの通貨が関わるややこしさをまとめてくれる役割を果たしてくれるのです!
クロス円ですが、100pipsでいくら儲かるのかを覚えるコツもいっしょにご紹介いたします!
覚えるコツは、「100pipsでいくらになるか」を軸に覚えておくと、あなたの獲得pips数がいくらになるのかというおおよその計算の応用がしやすいからです。
【覚えるコツ】『1万通貨のポジションで100pips獲得すると1万円』
先ほどのイラストでご覧いただいたDMM.com証券やGMOクリック証券は、取引が1万通貨からのFX会社です。
他のFX会社でも1万通貨のから取引ができるFX会社も多いです。
証拠金などによって違いますが、FX初心者の方でも、1万通貨で取引しても損切りラインの損失額が資産の1%以内に収まるようにトレードすれば、損小利大は十分に狙えます!
(例)10万円の証拠金=ドル円1万通貨×1ポジションならば、損切り幅が10pipsであれば損切り額は1,000円なので、損切りラインの損失額が資産の1%以内になっています。
1万通貨以上で取引することが多いので、ぼくがFX初心者の頃、「1万通貨で100pips獲得=1万円」だと覚えやすかったので、ご紹介させていただきました!
なお、この覚え方は、スワップポイントなどは考慮しておりません。また、クロス円以外の通貨ペアは誤差が生じますのでご了承くださいませ!覚え方の目安として、あなたの参考になればと思っております!
- pipsとは、FXでトレードを行われる際に使われる通貨の単位のこと!
- pipsは、「ピップス」や「ピプス」と呼ばれていることが多いです!
- pipsという単位を統一で使うことで、たくさんの通貨が関わるややこしさをまとめてくれる!
- 「円」が含まれている通貨ペアは、『小数点第2位が1pipsの単位』!
- 「円」が含まれていない通貨ペアは、『小数点第4位が1pipsの単位』!
- 『1万通貨のポジションで100pips獲得=1万円(クロス円の場合)』が覚えやすいですよ!
まとめ
FXは世界中で取引されています。
その背景から、世界中のFXトレーダーが同じ「pips」という単位を使っているのです!改めて考えてみると、これってすごいことだなーと思います!
最後に「ちょこっとポイント!」で『覚え方』をお伝えしましたが、「今、いくら儲かっているのか」は、ポジションを持っていればリアルタイムの評価損益がすぐに見れるので、覚えていなくてもFXはできます。
では、なぜご紹介したのか。
その理由は、ポジションを持つ前に「利益目標」と「損失額」を、あらかじめ考慮した上でトレードすることが、資産管理にものすごく大事だからです!
特に、損切り額を資産の1%以内に収めてトレードするためには、「損切り幅までが何pipsで、それはいくらか」を知ってから、ポジションを持つかどうかを判断することが収益アップを目指す上でホントに大事です!
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