
こんにちは!うさたです!
今回のトレードでは、92.2pips獲得しました。
1トレードでの成績ではなく、数時間で5回トレードをして、約100pips(厳密には92.2pips)近く獲得できました。

FX チャートリーディング マスターブック ~為替のプロが実践する本当に勝てるワザを大公開!
目次
今回のトレードの全体像
全部合わせて92.2pipsです!まずは、USD/JPYトレードの解説をして行きます!
【EUR/USD編】をすでにご覧いただいた方はご存知と思いますが、記事が2つに分かれますので、最初に全体のトレードの結果をご覧いただきましょう。
今回解説させていただくトレード内容はこちらです!
今回のトレードは、10~30pipsのトレードが5回あります。USD/JPYが3回、EUR/USDを2回トレードしています。
【USD/JPY編】から読まれている方もいらっしゃると思いますので、見づらくて申し訳ないですが、画像中央に「新規」と「決済」の欄があるのがおわかりいただけますでしょうか?「新規」が5つあるのですが、「新規」欄に表示されている時間はエントリーした時間です。この日はほとんどお昼前にエントリーしています。本業がありましたのでお昼休憩でエントリーしました。
この記事では5つのトレードの内、USD/JPY3トレードを解説いたします!
USD/JPYのトレード結果
先ほどご覧いただいたトレード結果をUSD/JPYだけにまとめたのが、下の成績になります。
まずは結果をご覧ください。
USD/JPYだけですと67.7pipsのゴチです。
ちょっとタイミングがずれてるんですが、今回はピラミッディングを意識したトレードをすることで利益が大きくなるように工夫しています。
USD/JPYの相場環境
まずは、相場の環境を確認していきます。
ですが、全然確認せずに思い込んでいるだけというのは危険です。短期足に意識を持っていきすぎると大きな波に呑まれてしまう可能性が高くなるからです。
では、はじめにUSD/JPYの月足を確認していきましょう。
USD/JPYの月足
下のチャートはUSD/JPYの月足チャートです。
直近では、月足のレジスタンス付近にいる状況です。
このままブレイクアウトすると一気に上昇していきそうですね!
ですが、何度も反発されているので、今回もレジスタンスラインで反発することを想定しておきます。
次に、USD/JPYの週足を確認してみましょう。
USD/JPYの週足
続いてUSD/JPY週足チャートです。

相場環境を確認しながら戦略を立てていくんですが、『週明け』という設定に近くしたいという思いから今週分のローソク足を見えないようにしています。
そうすることでこの記事をご覧のあなたと一緒に戦略を立てる状況に近い記事構成にできたらと思っています。
チャートに戻ると、先ほどのUSD/JPY月足チャートのレジスタンスを週足チャートにも表示しました。
一番右側のローソク足にご注目ください。先週はレジスタンスラインで跳ね返されて引けていることが確認できますね。このレジスタンスラインは強そうです。
ただ、陽線で引けていますので、再びブレイクを試しに行くかもしれませんね。
このようなイメージを持ちながらUSD/JPY日足チャートを確認してみましょう。
USD/JPY日足チャート
USD/JPY日足チャートはこちらになります。
週足チャートでは分かりにくかったですが、日足チャートで見ると高値が徐々に切り下がってきています。買い勢力が売り勢力に押し返されてきてますよね。
安値も更新されていればダウ理論の条件がひとつふえるのですが、今はまだペナントのような形なので、方向を決めるにはブレイクしてからの方が安全だと思います。
ダウ理論をご存知ない方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
さらにUSD/JPY4時間足チャートでも詳細を確認します。
USD/JPY4時間足チャート
USD/JPY4時間足チャートはこちらです。
レジスタンスラインで反発されているのと、高値が切り下がっているので、ある程度「売り」の検討をつけておきます。
下落した時にサポートされそうなポイントは、直近では3本の線を引いたあたりをイメージしておきます。デイトレードの場合、「売り」でエントリーするならこの辺りが利確目標になります。

USD/JPYトレード
USD/JPYの相場環境が確認できたので、あとはチャンスを待つのみです!
「待つのも相場」です。
エントリー①②
チャンスがやってきたのでエントリーします。
こちらのチャートをご覧ください。
本業のお昼休憩でチャートを確認したら、東京の仲値時間ごろにトレンドラインを下にブレイクしていました。
『乗り遅れたかな』と思っていたので迷いましたが、ポジションコントロールで利益を増やそうと思い、この時点で2つポジションを持っています。
この内のひとつは10pips下に指値注文を入れています。もうひとつはホールドして利益を伸ばす作戦です。
指値決済とエントリー③
想定通り下落してきました。
指値で決済注文が確定されたので、まずは10.0pipsゴチになりました。
もうひとつのポジションはホールドしています。
ローソク足の流れや時間帯から考えると、このままスルスルと下降していくかもと思ったので、3つ目のエントリーをしました。
成行決済1
ピラミッディングでホールドしていたポジションがある程度含み益が出たのでゴチになりました。
25.4pips獲得です!これで3つ目のポジションが損切りになってもUSD/JPYでトータルの利益は残せそうです。
なので、3つ目のポジションはホールドしたままです。
成行決済2
3つ目のポジションをホールドしていたら、USD/JPYはもう一段下落してきました。
先ほどUSD/JPYの4時間足で利確目標が3本あったのを覚えていらっしゃいますか?
あの真ん中の線あたりまでレートが下がってきました。
一番下の線のレートまで落ちてくかなと思って見ていたら、レンジになってしまい方向感がなくなってきました。そして、再び上昇する気配がしたので『尻尾』は捨てて、32.3pipsゴチになりました。
相場格言の「頭と尻尾はくれてやれ」に詳しくなりたい方は、こちらの記事をご覧ください。

ちょこちょこ重ねてトレードすることで利益を大きく、且つ戦略的にトレードできるように工夫したのが今回のトレードです。
合計67.7pipsゴチになりました!
全然説得力ないですけど(笑)
- ポジションコントロールを活用できれば、少ないボラティリティでも戦略的に利益を増やすことができる!
- トレード前に相場環境を確認しておくことはとっても大事です!

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EUR/USDのトレード結果
冒頭でご覧いただいたトレード結果をEUR/USDだけにまとめたのが、下の成績になります。
まずは結果をご覧ください。
EUR/USDだけですと24.5pips獲得です。
今回は買い増しはしていませんが、ピラミッディングの理論に近いポジションコントロールで利益が大きくなるように工夫しています。
EUR/USDの相場環境
まずは、相場の環境を確認していきます。
ですが、全然確認せずに思い込んでいるだけというのは危険です。短期足に意識を持っていきすぎると大きな波に呑まれてしまう可能性が高くなるからです。
では、はじめにEUR/USDの月足を確認していきましょう。
EUR/USD月足
下のチャートがEUR/USD月足チャートです。
相場の大きな流れは下降していますね。
直近ですと、レジスタンスラインをブレイクしているようにも見えます。
続いて週足を確認していきましょう。
EUR/USD週足
EUR/USDの週足チャートをご覧ください。

そうすることでこの記事をご覧のあなたと一緒に戦略を立てる状況に近い記事構成にできたらと思っているからです。
レジスタンスラインで反発しているようにも見えますね。月足で確認していた水平線が細い方の水平線です。
週足で良く確認してみると、太い水平線の位置でレジスタンスやサポートが確認できます。
水平線が機能していることは確認できましたが、このあとどういう展開が待っているのかというシナリオを想定していくことが必要です。
まずは、ぼんやりと想定しておきましょう。
シナリオは、「当てること」よりも「活用すること」を重要視してほしいと思っています。
ぼくたちがFXをやる目的は「稼ぐ」ためですよね。
相場を「当てる」ことより「稼ぐ」ことの方が重要なはずです。
未来は誰にも分かりません。
シナリオは当てることを最優先にするより、ハズレを含めたたくさんのシナリオを用意しておいて活用することでトータルで利が見込めるトレードができると考えています。
では、次にEUR/USDの日足を確認しましょう。
EUR/USD日足
EUR/USDの日足チャートです。
画像右下あたりが直近のレートになります。
ヒゲでは高値は更新していませんが、実態ベースで見ると高値と安値の切り上げが確認されます。
ダブルボトムのような形になるかもしれません。ダウ理論が当てはまっているとすると、上昇に転じる可能性があることを示唆しています。
ダウ理論に詳しくなりたい方はこちらの記事をご覧ください。
もう少し細かく見るために4時間足を確認しましょう。
EUR/USD4時間足
こちらがEUR/USDの4時間足チャートです。
赤い丸印をご覧ください。
今週のスタートは、上昇方向へ「窓」が開いた状態でスタートしています。そして、スタートして数時間経っても「窓」は閉まっていません。
買い勢力が力を持っているかもしれませんね。
相場の環境を確認しておくことはメンタル管理に役立つからおすすめです!
最初は時間がかかってもいいので、環境を確認することを習慣化していきましょう!
EUR/USDトレード
ここまでをざっとまとめておきます。
- 上位足は下降トレンド
- サポートラインで反発が確認されている
- 日足では直近で実態ベースで高値と安値の切り上げが確認できる
- ダブルボトムの可能性あり
- 今週は上昇方向に「窓」が開いた状態でスタートしており、比較的長い時間「窓」が埋まっていない
概ねこのような情報が週明けで知ることができます。
こういった情報を基にトレードしていきます。
エントリー①②
EUR/USDをエントリーしました。EUR/USD15分足のチャートを使ってご説明いたします。まずはこちらをご覧ください。
①②でロングでエントリーしてポジションを2つ持っています。
ポイントは以下の3点です。
- 「窓」が閉まった
- 安値が切り上げ
- ネックラインをブレイク
ちょうど本業のお昼休憩だったのでポジションを2つ持ってピラミッディングで利益を獲っていく作戦です。
上位足は下降トレンドなので、2つとも早めに手仕舞いする予定です。19時にユーロの経済指標発表があるので、長くホールドしても時間的にはそのあたりかなと思っていました。
決済①
ひとつ目のポジションを決済しました。
直近高値圏までレートが上昇したのでポジションを1つ利確しました。10.2pipsゴチです!
画像では見づらいのですが、直近高値圏で長めの上ヒゲが出ていたので一旦利確です。
決済②
もうひとつのポジションも決済しました。
再度、EUR/USD15分足チャートをご覧ください。
レンジ気味になってきたのでこちらも決済して14.3pipsゴチになりました!
指標発表まではまだ時間がありますが、上位足の下降トレンドが気になっていたので決済です。
レンジ幅は狭いですけど、利益が大きく残せるのがピラミッディングのいいところです!
レートが損失方向に逆行することもあるので、損切りはしっかり入れておきましょう!
その後の展開
その後EUR/USDはこのように推移しました。
決済して間もなくさらに上昇しちゃいました(笑)
先のことは分からないからね!
その先の展開もお伝えしておきます。
こちらのチャートをご覧ください。
19時の経済指標で流れが急変していますよね。
急上昇した後すぐにすごい勢いで下落しています。
相場環境を確認しておかなかったら流れに巻き込まれていたかもね!
あなたもトレード前に相場の環境を確認することをおすすめします!
上位足トレンドとは逆張りになりましたが、合計24.5pips獲得できました!
- FX初心者の方には、上位足トレンドに逆らわずに順張りになるまで待つことをおすすめします!
- この記事では、ポジションコントロールによる利益を大きくする手法や相場の環境認識のポイントなどを参考にしていただけたらと思っています!
まとめ
今回の建玉コントロールはピラミッディングという投資方法が基礎になっています。
ピラミッディングには種類があるのですが、ぼくがおすすめしたいピラミッディングのやり方は、元銀行のチーフディーラーでプロトレーダーの井上義教氏の「チャートリーディング」という書籍で紹介されていたトレードの方法をベースとしています。

ぼくは井上氏とは全く接点はありませんが、FXで頑張りたい方にはおすすめの一冊と思っています。よろしければ一度読まれてみてはいかがでしょうか?
FX チャートリーディング マスターブック ~為替のプロが実践する本当に勝てるワザを大公開!
他にもたくさん記事がありますので、ぜひご覧になってくださいね。
これからもたくさん記事を書いていきます!お楽しみに!