
こんにちは!うさたです!
トレードは順調ですか?FXで収益アップしてますか?
月曜の夜にエントリーした米ドル/円3ポジションで合計81.9pips獲得しました!
通貨ペアの中でもFX初心者の方には、米ドル/円はおすすめ通貨ペアのひとつです。
ぜひこの記事も参考にしてくださいね!
この記事では、米ドル/円の相場心理の読解から、エントリーや決済の理由などを簡単に解説いたします。トレードで稼ぐヒントがいっぱいあるので、あなたのトレードのお悩み解決になれると嬉しいです!
トレードした週は、FOMC政策金利発表やFRB議長定例会見、GDP発表など、押さえておきたいファンダメンタルズ要因が予定されています。要人発言でレートが一気に動く可能性がありますので、こういう場合はポジションを持っている場合は注意しましょう。
目次
【相場心理読解】相場の環境認識からはじめる|米ドル/円
トレード前週までの米ドル/円の環境を確認していきましょう。
まずはチャートで相場環境の確認をしてから、市場心理のシナリオを整理していきます。
まずは米ドル/円日足チャートを確認しましょう。
【相場心理読解】米ドル/円日足チャートによる相場環境の確認
(DMM FX米ドル/円日足チャート)
10月4日に最高値の114.549をつけて以来、高値の切り下げが確認できます。
同時に安値も切り上がってきていたので、ペナントのようなチャートパターンを形成していましたが、12月6日と12月10日にヒゲで11月20日の安値を下回りました。
12月13日まで上昇するも11月28日の高値更新にならず、翌14日に失望売りもあって失速したまま先週末を引けるという展開でした。
【相場心理読解】相場の環境認識ができたら、今後のシナリオを想定する
チャートによって相場の環境認識ができたら、抽出した内容から市場心理を考察してシナリオを立てていきます。
チャートから読み取れた情報を整理していきましょう。
fa-checkダウ理論①:安値の切り上げが更新できなかった(12月6日と12月10日)=「買い」トレンド終了の可能性あり
fa-checkダウ理論②:12月13日高値も直近高値(11月28日高値)更新ならず&これで高値更新できなかったのが3度目=「売り」トレンドスタートの可能性あり
fa-checkさらに上位足の週足では、高値圏で推移している
ざっくりまとめると上記のようなポイントがある状況です。
ダウ理論について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

これらのポイントから戦略を立てると「買い」勢力を警戒しつつ、前回安値あたりまでを目標に「売り」で仕掛けていくことができそうな場面です。
上位足のトレンドが下降トレンド確定になったらスイングで「売り」ポジションをトレールしていきたいですね。ですが、この時はまだ上位足では高値圏なので、トレンドの方向に決着がつくまでは短期でちょこちょこpipsを稼いでいくことが現実的ではと思います。
スイングトレードしたい方は、週足ベースのレジサポラインを抜けるまで待つ方が賢明です。
【相場心理読解】シナリオを立てるときのコツ
うさたのちょこっとポイント!
反対勢力の目線を持つことにはメリットがあります。
- エントリーポイントがより明確になりやすい
- 損切りも明確にしやすい
- 利確目標も立てやすい
相場の環境認識を基にシナリオを立ててトレードしても、損切りになるときはもちろんあります。ですが、値ごろ感でポジションを持つことに比べるとトータル収益が全く違ってきます。
では、エントリーから決済までを解説していきます。
まずはエントリーから見ていきましょう。
【相場心理読解】米ドル/円3ポジションエントリー
上位足ではトレンドがハッキリしていない状況なので、短期の売りトレンドを捕まえるようにエントリーしようと考えていました。
米ドル/円4時間足チャートのネックラインを抜けたらエントリーしようと思っていましたが、最初のチャンスを逃してしまいました(汗)
なので、次のチャンスを待っていたら15分足で戻りが確認された後、サポートラインを下抜けて来たのでエントリーです。様子を見ながら3つのポジションを保有しました。
損切りは、戻り高値が113.036なので、その少し上に設定してました。
利確目標の1つ目は直近安値の112.234ですが、上位足がで見ると高値圏で推移していることと下落の勢いが強いので移動平均線とローソク足が乖離しているため、112.234まで引っ張らずに短期で決済することを念頭にポジションを持っています。
今回のトレードでは、基本は短期で利益を奪って逃げる作戦です。ですが、大きな波で見ても下降トレンドのスタートの可能性が捨てきれないので、ポジションが引っ張れそうならトレールしていくことをイメージしています。
【利益拡大】米ドル/円3ポジション決済
順調に下降トレンドに乗れて含み益なったので、3つのポジションを決済していきます。
【利益拡大】3ポジションの内2ポジション決済
エントリーしてから約15pipsほど含み益が出ているところで上昇に転じそうだったので、3つのポジションの内2つを先にいただいておいて、1つだけトレールすることにしました。

この時、残したポジションの損切りラインを少し利益が出るところに移動させてます。そうすることで、現在約30pipsの利益を確定させているので、残したポジションが微益になってしまっても30pipsの勝ちトレードは確定です。さらに下落すれば利益を伸ばしていける作戦です。このポジションコントロールは、スケールダウンピラミッディングの考え方を応用しています。
【利益拡大のトレール】残りのポジションを決済
翌日、ポジションを確認すると含み益が増えていました。短期足の安値を更新しているので、112.860まで利確ラインを設定し直してトレールを続けます。
*画像の決済マークは、先に決済した2つのポジションを決済した印です
日足ベースの直近安値が112.234付近の112.287まで下落してきました。利確ラインを112.660辺りまで拡大させて様子を見ることにしました。この時点でトータル55pips獲得することが確定しています。
すぐに直近安値を更新して112.248まで下落してきました。短期足の戻り高値の112.410まで、さらに利確ラインを拡大させます。
112.410で利確が確定されました。
このポジションだけで51.4pips、合計81.9pipsいただいちゃいました。
結果論ですが、ここで利確しなかったら112.600まで戻されていました。

【利益拡大のトレール|補足】「勝ちに行く」より「負けない」ことを意識している
ひとつのアイデアですが、もし、あなたがまだFXで月間プラス収益になっていないとしたら、「勝つ」ことよりも「負けない」ことに視点をシフトしてみると良いかもしれません。
この記事を含めてトレードについてご紹介している記事がいくつかあるのですが、ぼくは相場心理をしっかり分析してからトレードを行います。それはトータルで「負けない」ようにするためです。
「負けない」ことに重点を置くと、プロスペクト理論をなるべく抑えることにつながり、結果的に利益拡大になることがしばしばあります。

まとめ|相場心理を読解しながら利益を伸ばしてく
エントリーや利確のタイミングに対して自分なりの根拠を持つことがトレードではとても大切になります。
その根拠はプロトレーダーでなくても見極められるようになります。ぼくもプロではありませんが、ぼくなりの根拠で十分利益を重ねることができています。
ぼくは、値ごろ感でトレードしていた時は負けまくっていましたが、この記事で解説したように、自分なりの「解」を基に収益アップにつなげています。記事の途中でお伝えした『スイングでトレードしたい方は、週足ベースのレジサポラインを抜けるまで待つ方が賢明です』とお伝えしたのも、無駄な「負け」を増やさないようにするためです。
今回のトレードで『4時間足チャートのネックラインを抜けたらエントリーしようと思っていましたが、最初のチャンスを逃してしまったので次のチャンスを待った』というのも「負けない」ためです。『しまった!チャンスを逃した!』と思って飛び乗ってしまうと、天井や底値をつかまされてしまうこともあります。そうなると余計な損失が増えてしまうので、次のチャンスを待つことがトータルのプラス収益につながりやすいです。
まとめが精神論みたいになっちゃいましたが、この考えが当てはまるのはぼくだけではないと思っています。
もし、あなたのトレードが「勝ちたい」気持ちが前面に出ているトレードなら、「負けない」ようにトレードの仕方を変えようと思った時、あなたはどんな変化を起こさなくては実現できないと思いますか?
そこに、あなたがトレードを上達する「解」が隠れているかもしれないですね。
あなたの納得解が見つかれば、きっとトレードの武器がひとつ増えますよ!
他のトレードの解説も見てみたい方は、こちらの記事をご覧ください。