
こんにちは!うさたです!
あなたは、チャートってご覧になられたことありますか?
ローソク足がいっぱい表示されているやつです。
ローソク足をご存知の方は、たくさんいらっしゃると思いますが、「寄付坊主」や「トウバ」と聞いて、ローソク足の形がパッと思い浮かぶ方は、少ないんじゃないかなと思います。
今回のテーマは「ローソク足の種類と特徴」です!
この記事では、ローソク足の種類をたくさんご紹介いたします。
ですが、こうやって記事にしてご紹介するのには、やはり理由があります。
ローソク足の形で、今後どういう展開になりそうかを判断する材料になり得るからです!

本記事では、「ローソク足の種類」と「ローソク足の形がどういう意味を持っているか」についてご紹介いたします。
FX未経験の方もいらっしゃると思いますので、まずはチャートをご覧いただいていろんな形のローソク足があることを見ていただきたいと思います!(ローソク足の形をご存知の方は、こちらは読み飛ばしてください)
ローソク足って何?という方は、こちらの記事をぜひご覧になってくださいね!↓

目次
まずはチャートでローソク足の形を見てみよう
本題に入る前に、チャートをご覧になったことがない方のために、一度チャートを見ていただきたいと思います。
事前にチャートをご覧いただくことで、FXが全く未経験の方でも、この記事の内容をご理解いただけるようにしたいと思っているからです。
こちらは、ぼくが使っているMT5のチャートです。
ドル円の1時間足チャートを表示しています。(ドル円が下落してますね)
いろんな形をした赤いローソク足と青いローソク足がいっぱいありますよね!
FXはこのようなたくさんのローソク足などを使ってチャートを分析して、為替差益を狙って利益を上げるんです。
利益を獲得していくには、チャートの分析が必要です。チャートの分析にはいろいろな方法がありますが、チャート分析のひとつとして挙げられるのが、ローソク足を使った分析です。
ローソク足にはたくさんのヒントが隠されています。
ひとつのローソク足だけで相場を判断することはリスクが高いトレードになりやすいので注意が必要ですが、相場のヒントを見つけるためにローソク足の形に注目しながらチャートを分析すると、エントリーや利確のポイント、トレンドの判断として活用することができます。
FXを始めたら、ローソク足に注目しながらチャート分析をする日が必ずやってくるでしょう!
陽線のローソク足の種類と特徴
【大陽線】陽の丸坊主の特徴
強い上昇で勢いがある。次のローソク足も上昇になる確率は高い。ヒゲがないのが特徴。
【大陽線】陽の大引坊主の特徴
始値の後、一度安値をつけるがその後上昇の勢いが強いまま終値を迎えているため、引き続き上昇になる可能性が高い。
【大陽線】陽の寄付坊主の特徴
高値をつけた後少し戻して引けているものの、まだ上昇が強いと判断できる状態。反落を視野に入れておくことも必要。
上影陽線の特徴
上昇中に出現した場合は、売り勢力が強さを増してきていると考えた方が良い。上ヒゲの部分が売り勢力に押されている。上昇の勢いがかなり落ちている。反転を視野に入れておくと◎
下陰陽線の特徴
上影陽線に比べれば、まだ上昇の勢いがあるものの、大陽線ほどの勢いがないのが特徴。一度安値をつけて上昇するがそれほど伸びていかない状態。
【小陽線】陽のコマ足の特徴
上下の幅が狭く、買いと売りの決着がついていない状態。反落の可能性もあり。ヒゲの長さが長いと急展開することも。
陽のカラカサの特徴
始値から大きく下げた後、上昇して引けた状態。底値圏で出現したときは、底値圏脱出の買いサインと言われているが、底値までつけた売り勢力がいるため油断は禁物。
陽のトンカチの特徴
一旦高値をつけて始値近くまで戻されて引けた状態。高値圏での出現には反落の注意が必要。しかし、一旦高値をつけた事実は見逃せない。
ローソク足の形が、どういう意味を持っているかを知ってほしいです!
陰線のローソク足の種類と特徴
【大陰線】陰の丸坊主の特徴
売り勢力の勢いが強い。次のローソク足も売りが続く可能性が高い。
【大陰線】陰の寄付坊主の特徴
始値の後、一度高値をつけるがその後下落の勢いが強いまま終値を迎えているため、引き続き売りが続く可能性が高い。
【大陰線】陰の大引坊主の特徴
安値をつけた後少し戻して引けているものの、まだ下落が強いと判断できる状態。反転を視野に入れておくことも必要。
上影陰線の特徴
始値から一旦上昇した後、少し下げて引けた状態。下落の勢いが弱まってきているのが特徴。
下影陰線の特徴
下降中に出現した場合は、買い勢力が強さを増してきていると考えた方が良い。下ヒゲの部分が買い勢力に押されている。下落の勢いがかなり落ちている。反転を視野に入れておくと◎
【小陰線】陰のコマ足の特徴
上下の幅が狭く、買いと売りの決着がついていない状態。反転の可能性もあり。ヒゲの長さが長いと急展開することも。
陰のカラカサの特徴
始値から大きく下げた後、始値まで届かず引けた状態。底値圏で出現したときは、底値圏脱出の買いサインと言われているが、底値までつけた売り勢力がいるため安易な判断にならないよう油断禁物。
陰のトンカチの特徴
一旦高値をつけて始値より下落して引けた状態。高値圏での出現には売りサインとされているが、一旦高値をつけた事実は見逃せないため注意が必要。
最後に十字線を見ていきましょう!
十字線(寄付同時線)の種類と特徴
十字線(足長同時線)の特徴
始値と終値がほぼ同じで引けた状態。高値と安値まで動いたという事実がある。トレンド転換のサインという見方をされることもある。
一本線の特徴
四本値がほぼ同じで、ヒゲや実体がない状態。「嵐の前の静けさ」的な要素をはらんでいるため、静観しておく方が無難。
トンボの特徴
上ヒゲがないのが特徴。下降トレンドで出現した場合は、上昇トレンドへの転換として判断されることが多い。上昇トレンドでの出現は、売り勢力の存在が表れているため、次の動きを見てからでも○。
トウバの特徴
下ヒゲがないのが特徴。上昇トレンドで出現した場合は、下降トレンドへの転換として判断されることが多い。下降トレンドでの出現は、買い勢力の存在が表れているため、次の動きを見てからでも○。蛇足ですが、トウバとは、その形から「お墓」という意味です。
ローソク足の種類は以上になります!
がんばって見てくださってありがとうございます!
そう!ローソク足の形と意味が整理できていれば、チャート分析のときにパッと理解できることが増えますよ!
ローソク足の種類の理解を深めていくために、この記事の最初にご覧いただいたチャートをもう一度載せておきますね。
ローソク足の種類の説明を見ながらどれに当てはまるか検証してみると、きっとローソク足の種類の理解が深まりますよ!
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます!
『たくさん種類があって覚えきれない!』と思った方もいらっしゃるかと思います。
一語一句まで覚えようとすると大変だと思いますので、どういう特徴を持っているかだけ頭の中にイメージとして持っておくと、チャート分析に役立ちます。
もちろん、この記事でご説明したとおりにいつも相場が動いてくれるわけではありません。
より大きな時間足の波の流れに呑み込まれて、ローソク足の説明とは全然違う動き方になるときだっていくらでもあります。
ではなぜ覚えるのでしょうか
あなたは、今日、ローソク足の特徴を理解することで、多くの投資家と同じ認識を持つことができました。
相場の心理を読む手掛かりを、またひとつ手に入れたのです。
他にも手掛かりはたくさんご紹介しています!
それらのヒントを頼りに、あなたは相場の流れについていけばいいだけです。
相場の波をとらえて、収益アップにつなげていきましょう!