
こんにちは!うさたです!
以前、別の記事でピラミッディングというトレードの方法をご紹介いたしました。ピラミッディングはFXだけでなく株式投資などでも使われる投資方法です。
「ピラミッディングとは?」という記事でちらっとお伝えしていたのですが、ピラミッディングは細かく分けるといくつかの種類に分けることができます。
今日はピラミッディングの中でも「スケールダウンピラミッディング」という方法をご紹介いたします。
その記事でお伝えしたように、ピラミッディングはある程度トレードに慣れてからトレードのさらなるスキルアップとして身につけることをおすすめしています。ピラミッディングという投資方法はポジションを増やして利益を上げる方法なので、その分リスクが高まることを理解した上で使うようにしましょう。
ピラミッディングはリスクが高まるのでおすすめではありませんが、トレードで稼ぐイメージを持っておくことは大切だと思っています!
ピラミッディングを使用しないにしても、知識のひとつとして知っておいてもらえれば、資産管理に役立つと思っています。
それでは、スケールダウンピラミッディングをご紹介いたします。
スケールダウンピラミッディングとは
スケールダウンピラミッディングとは、買い増し(売り増し)をして建玉操作のひとつで、建玉の量を減らしながら買い増しや売り増しして全体のポジション量を増やしていく建玉操作のことです。
スケールダウンピラミッディングを日本語で言い換えると「半規模積み増し型ピラミッディング」などと呼ばれることもあります。前の建玉数のおよそ半分を目安に積み増ししていくことが一般的な見解だと認識しています。
いくつか種類があるピラミッディングの中でもポピュラーなピラミッディングです。
下のイラストをご覧ください。
イラストを例にしてスケールダウンピラミッディングをお伝えしていきます。
買い増す枚数は、最初のエントリーより少なくして3枚買い増ししました。
今度は、先ほどの3枚よりも少ない1枚を買い増ししました。
これで合計9枚の建玉を保有しています。
そうだよ!どんどん建玉数が小さくなっていくから図にするとピラミッドみたいな形になるんだ!
ちなみに一番小さい単位で建玉数を買い増し(or売り増し)後に、さらに建玉数を増やしたい場合は最小単位を再度買い増し(売り増し)するんだよ!
例えば、最小ロット数が1枚の場合、「5枚でエントリー」→「3枚買い増し」→「1枚買い増し」→「1枚買い増し」のように増やしていきます。
スケールダウンピラミッディングのメリットとデメリット
他のピラミッディングと比較した時のスケールダウンピラミッディングのメリットとデメリットを見ていきましょう。
スケールダウンピラミッディングのメリットは、最初に建玉数が多いので利益方向へレートが動けば買い増し(もしくは売り増し)した後に損失側へ逆行してもトレールの損切りで利益が残りやすいというメリットがあります。
デメリットは、その反対です。
最初に建てるポジション量が一番大きいので、ポジションを建ててすぐに逆行してきたら大きなポジションがそのまま損切りになってしまいます。エントリーポジションをしっかり見極めて利のあるところでポジションを持たないと最初の大きなポジションが損切りになってしまうため、これを繰り返すと損失額が大きくなりがちなところがデメリットになります。
ピラミッディングは、ある程度のトレード経験が必要と考えている理由がここにあります。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます!
ピラミッディングのイメージが伝わっていたら嬉しいです!
この他にもピラミッディングの種類がありますので別の記事でご紹介いたします。
また、トレールという言葉も出てくるので、こちらの注文方法もご紹介いたしますね!
FXにはたくさん利益を残していける方法があります。
勝率を上げることは大切だと思いますが、資産を守ることがFXを続ける上で最も重要です。そのためには、どのようなことでリスクが高まるのかを知っておくことも資産を守ることにつながりますよ!
インプットとアウトプットを繰り返しながらトレードスキルを育てていきましょう!