リクイディティ
リクイディティとは、流動性のことをリクイディティと言います。
どれくらい盛んに取引が行われているか、ということを表しています。
例を使ってリクイディティを簡単に解説していきます。
あるモノが売買されるときには、売り手と買い手がいます。取引が行われるには、売り手と買い手の両者が合意できる価格があって成立します。
まずは、リクイディティが低い場合です。
例えば、あるモノを売りたいと思っている売り手が10人いるとします。売り手10人全員が売価100円を提示しています。
このモノを買いたい買い手も10人いるとします。買い手10人の内9人が『90円以上は高くて買えない』と思って買いませんでした。買い手の内ひとりだけ『100円でもいいか』と思って買いました。取引はひとつしか成立しませんでした。
上記の例よりもリクイディティが高い例が以下になります。
同じ例えですが、売り手が10人が提示している売価は、すべて90円を提示しており、売り手10人分全部取引が成立したとすれば、ひとつしか取引が成立しなかった時に比べて、リクイディティが高いと言えます。
端的な例ですが、リクイディティは上記の例のような流動性のことを表しています。
ボラティリティと似ていますが、ボラティリティとリクイディティの意味は異なります。
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